接触型無機抗菌塗装〈ハヤサネ〉
特許出願中
従来の抗菌技術に多く見られる「溶出型(薬剤が溶け出して効果を発揮する)」とは異なり、HAYASANE〈ハヤサネ〉は薬剤を溶出させることなく、塗装面に接触したカビ・細菌・ウイルスを直接抑制・不活化する仕組みです。これにより、持続的な抗菌・抗ウイルス効果が期待でき、長期的に空間を衛生的に保つことができます。
接触による効果
触れた瞬間、抑制・不活化
HAYASANEは、塗装面に接触したカビ・細菌・ウイルスを直接抑制・不活化。薬剤が溶け出すタイプではなく、触れた瞬間に効果を発揮する“接触型”の抗菌塗料。
高い持続性
溶け出さない抗菌性能
成分が揮発・溶出しないため、空気中に放出される心配がなく、長期間にわたって安定した抗菌効果を維持。頻繁な再塗装や補修の必要がありません。
暗所でも有効
光がなくても効果を発揮
光触媒に依存しない仕組みなので、光の届かない場所や夜間の環境でも効果を維持。医療施設や食品工場など、暗所が多い空間にも適しています。
01
施工前
施工現場の状況です。天井材や壁面には広範囲にわたり黒カビが発生しており、湿気や換気の悪さにより衛生環境が悪化していました。特に医療施設や食品工場では深刻な問題となるレベルで、早急な対策が求められていました。
02
カビ除去後
カビを物理的に除去した後、HAYASANEを塗装。接触型無機抗菌剤を含んだこの塗料は、従来のように薬剤が溶け出すのではなく、塗膜自体に抗菌・防カビ・抗ウイルスの性能を備えています。(赤い枠の部分に塗布しています。)
03
塗装部分以外、カビ発生
HAYASANEを塗布していない周辺部では再びカビが発生しており、明確な色の違いや斑点状の汚れが確認されます。一方で、HAYASANE塗装箇所は1年前の清潔な状態を保っており、抗菌性能の持続性が実証されています。
04
カビ発生から1年3ヶ月経過後
施工から1年3ヶ月が経過。HAYASANEを施工した部位は依然としてカビの発生が見られず、塗装面も安定して維持。暗所や湿気の多い環境でも、光に頼らず抗菌効果を発揮するHAYASANEの性能が長期間にわたり確認できる実証例です。
HAYASANEは、抗菌・防カビ・抗ウイルス機能だけでなく、人や環境への安全性にも配慮した設計がなされています。製品には、SIAA(抗菌製品技術協議会)認証の取得を前提とした厳しい基準に基づき、安全性が確保されるよう開発が進められています
株式会社シラトミ